2013年10月12日土曜日

稽古場OFF日記

実は毎回、ブログの文体というか設定している立ち位置の
軸がズレていないかと懸念しています。
個人ブログならブレても「そんな気持ちだったんだもの」
という言い分が通ると思ってますけど、
なにぶん「かがみ屋」の公式ブログなので・・
という理由で、人知れず頑張っています。

たぶん、一歩半引いたくらいのところが、
僕の理想として狙ってるところなのかしらと思ってます。
そして今回は、はじめに断わっておきますが、そこからちょっとハミ出します。

このブログは演劇を知らない人に対しても読みやすいものを目指しています。
そして、内輪受けのみを狙う気はありませんもの。
興味を持ってもらえるなら単に読み物として、ただの暇つぶしでも問いません。
基本的にそこに強いこだわりはありません。

ちょっと面白いなと思って「かがみ屋」に興味を持って下さったり
なんなら冷やかし程度でも良いですし、ブログの文句を言うためでも良いので、
2013-10/24~27に阿佐ヶ谷のアルシェという劇場に、かがみ屋を観にいらしてください。
きっかけはそれで充分です。
見終えた時に、ちょっと優しくなれるお芝居をいたします。


音楽のライブであれば、リズムに乗って体を揺らしたり聞き入ったり
映画であれば涙を流したり、笑ったりだろうけれど、
演劇って、どういう風に見て良いのかわからないんだよね。
と言われたことがあります。
僕個人の感覚で恐縮ですが、そのままの感覚で良いと思っています。


ある演劇作品を過去に観たことがあって、
「よく分からなかった」と思っていたけれど、
どのシーンのアレがどうだとか周りの人たちがしきりに感心していたから、
正直な感想が言えないどころか、
疎外されるのではないかという気持ちにすらなったと言っていました。

確かにたくさんある演劇公演の中で
「よく分からなかった」と思うようなものが実は沢山あるのかもしれません。
そういうのが分かる人や好きな人もいれば、そうでない人が居て然るべきだと思います。
よく分からないお芝居は、仮に崇高なのだとしても僕は得意じゃありません。

面白ければ笑って、泣きたくなったら涙を流しても良いと思います。
なんなら、お客さんより先にステージの上で笑ったり怒ったりする役者という
見世物がいるわけですから、お客さんが我慢をしなくてはいけない道理はありません。

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そんなことよりも公演告知で御座います!

かがみ屋 本公演
タイトル『Blue』



<あらすじ>

牧師に養子として育てられた三人の異父母兄弟が、

かつて我が家でもあった教会の取り壊しのため久しぶりに集まる。

彼らはそこで起きた事件の犯人探しの手伝いをすることになる。


姉弟が見つけたのは犯人だけではなく、もっと大事なもの。


それぞれの思いを廻らせながら姉弟は帰りのバスを待つ。



<会場>
阿佐ヶ谷 アルシェ
 東京都杉並区阿佐谷南1-36-15 レオビルB1 

<アクセス>JR「阿佐ヶ谷駅」徒歩3分
東京メトロ 丸の内線「南阿佐ヶ谷駅」徒歩10分


<日程>
2013-10/24~27

24(木) 19:30
25(金) 19:30
26(土) 14:00/18:00
27(日) 13:00/17:00


<チケット料金>
前売 3000円
当日 3500円

■劇団扱いのチケット予約はコチラ
(下記のアドレスからでも予約可能です)
https://www.quartet-online.net/ticket/kagamiya_blue

<作・演出>酒谷一志


<キャスト>
佐藤潤平
鶴田まや
春口ゆめ
沖山麻生
藤原基樹
本山由乃
山森弘毅
蔀 英治


<スタッフ>
照明 関谷幸恵
音響 三木大樹
写真 石澤知絵子
企画・製作 かがみ屋
制作 AI Cafe Gaia


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さて、いつもの調子に戻しますね。
10月に入って肌寒くなったと感じたのも束の間、
暑くなったりする日があって、
気を抜くと風邪をひきやすくなってしまうのでお気を付け下さいね。

お芝居の稽古で本番のちょっと前くらいに、
たいていは一日中稽古をする「集中稽古」の期間に入ります。
長さや開始時間は、それぞれ団体によって異なるようですが
そこから先は本番までノンストップというパターンが多いです。
役者さんはそれぞれで、どこで体を休めておくべきかと逆算したり
美容室に行ったり、衣装を揃えたり、様々なようです。
本番中でも朝早くからバイトしないと・・という人もいたり。

えぇと、僕ですか?
残念ながらナレーションのお仕事が落ちてしまったので、
コールセンタのバイトに従事します。
本来は事前にちょっと髪の毛を、小汚いレベルから脱却しておこうと思ったんですが、
演出サマから「そのボサボサ具合が良いので切らないように」
とお達しがあったので、ボサボサロンゲ野郎のアタクシです。

前回のブログの続きですが、
あだ名がついた人が更に2人増えました。
ついでにその日、左右の手の甲を各一か所ずつ蚊に刺されました。
蚊に刺されたってことは、そう。そろそろ10月ですね。
公演間近です。

そして先日、稽古後のミーティングで恐ろしい取り決めが下されました。
※飽くまで個人的な感覚なのでご容赦ください。

*当日パンフレットに僕の文章で、
演出家の【酒谷 一志】さんの紹介文を掲載するというのです。

※当日パンフレット:
当パンとも呼ばれる。
劇場に来た人にしか渡されない非常にローカルな
・・・プレミアム感あふれるパンフレットで、
そこでしか読めない役者さんの今後の活動とか掲載されていたり。
ちょっとした秘話みたいなものまで書いてあることもあったり。
今回に関しては、観劇の前とか後に読んでリキみ過ぎた
僕の文章を鼻で笑ったり出来ること請け合い。

さぁ、ちょっと気になったアナタ、劇場に来ないと読めない限定品です
さっそくこちらのURLから予約が出来ますよ!
https://www.quartet-online.net/ticket/kagamiya_blue


気温や天候が不安定です。
ご自愛くださいね。

劇場でお待ちしております。
【Blue】 出演者・Stuff 一同

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